会計について4
最近では
金融機関への外部報告機能に関し
電子的な方法で
行われるようになりました。
法人税や所得税の電子申告後に
それらに関する決算書申告書データを
金融機関へ電子的に開示するように
設定できるのです。
今までは
金融機関の担当者が
決算書ファイルをとりにきたり
会社の経理担当が決算書をコピーして渡してました。
その決算書ファイルが
グシャグシャになって戻ってきた、
コピーして渡すのが面倒
などの不満を聞くことがありましたが、
そのようなことがなくなるのです。
また、金融機関側も
決算書データと税務申告データが一致していて信頼性が担保されている
決算書収集に手間をかけなくて良い
などのメリットがあります。
これは
MIS(TKCモニタリング情報サービス)と呼ばれているサービスです。
TKCシステムを導入している会計事務所なら
無償で提供しているサービスなので
もし、TKCシステムを利用しているのなら
会計事務所に相談してみて下さい。
MISは
税務申告と同一の内容が提供されるという信頼性
書類のやりとりに人員を割かなくてよいと利便性
などに寄与し
さらにはMISを利用により
金利や手数料の減額を提供している金融機関もあります。
人手不足や情報公開など
昨今の時流に対応したサービスと言えるでしょう。