会計について22(とりあえずのまとめです)
以上、会計についての
私の基本的な考えを
述べさせていただきました。
昔と違って
記帳代行によるビジネスは
難しいのではないかと考えています。
記帳代行をお願いするのは
小規模事業者の方が多いです。
インボイス、電子取引保存、DX化推進、社会保険料負担者拡大など
小規模事業者には
厳しい対応がどんどん増えています。
記帳代行の弊害はいくつかありますが、
次の2つが代表的なものではないでしょうか。
1.内部報告機能の遅延
これは会計事務所が記帳代行するとどうしても月次決算が遅れます。
ひどいときには年1回の報告も珍しくありません。
古い会計数値から手を打っても頓珍漢になります。
2.内省促進機能の減少
これは古い会計数値を見ても、内省する効果が減少するということです。
それどころか全く数字を見ないということになりかねません。
ただがんばって税金払って数字のことは全くわからない。
これでは事業の継続は難しいと思います。
以上、時代の流れからは
小規模事業者にとっては
受難の時代ではないでしょうか?
そんな中で
シッカリ数字をみて
経営する。
規模拡大を目指すのも良し
規模の大小は問わず自己の分を守って
楽しく経営するのも良し。
どちらにせよ
経営者の方には
会計の力を使って
良い経営をしていただきたい。
私はそれを全力でサポートしたいと
考えています。