福田雄基税理士事務所

税理士が綴る、税務、会計と日々のあれこれ

雑感9(住宅ローンについて)

住宅ローンで

「フラット50」

という

50年間固定金利の

商品の申込が前年の4倍超に

なったとのこと。

 

30才でローンを組んで

50年の返済期間を

設定したら

80才まで返済が

続くのです。

 

うーん。

かなり無理筋というか。

個人差はありますが、

人間の仕事力というのは

70才以降は

急激に低下するのでは

と思います。

 

70才の後は

年金を頼りに

返済することに

なるでしょう。

 

人が減り

家や土地があまるのが

確実なので

税制や補助金での

メリットを享受したとしても

それを上回る

デメリットがあると

思います。

 

家をリノベーションすると

プロでも

パッと見

新築と中古が

分からないと

いいます。

 

道路付けが良く

形の良い土地の上に

建築された

築浅の中古物件を

自分好みにリフォームする。

 

税制面や補助面で

メリットは少ないが

これこそが

家に対する賢い考え方

ではないかと思います。

 

家を手に入れることは一生懸命考えますが

ローンの支払いを考える方は少ないです。

更に家がいらなくなったときの

出口戦略を考える方に

至ってはほとんどいないのではないでしょうか。

 

出口戦略を考えておかないと

残された子や孫が

大変なことになってしまいます。