雑感99(徳政令)
徳政令は元寇後の鎌倉時代のが有名ですが、
簡単に言うと借金の棒引きです。
日本では借金棒引きを求めて一揆を起こしたりもしたそうです。
そういう一揆を徳政一揆と呼ぶそうです。
奈良の柳生に行き
疱瘡地蔵を見てきました。
疱瘡地蔵は、奈良市柳生町にある地蔵菩薩像で、疱瘡(天然痘)除けを祈願して彫られたと伝えられています。この地蔵の右下には、室町時代の徳政一揆による借金棒引きを記念する碑文が刻まれており、「正長元年柳生徳政碑」として国の史跡に指定されています。
ちょっと暗くて見えにくいですが
それなりに大きなお地蔵さんです。
右下の碑文は確認できなかったのですが、
解説文の看板を乗せておきます。
地蔵像の右下には、「正長元年ヨリ サキ者カンへ四カン カウニヲ井メアル ヘカラス」という27文字の碑文が刻まれています。これは「正長元年以前の神戸四箇郷(大柳生・坂原・小柳生・邑地)における負債は一切消滅した」という意味です。
室町時代の話だそうです。
現代では、書面で債務免除が通知されたり決定されたりするのですが、
昔は岩に銘を掘って債務免除を記録した?事例もあるのです。
お地蔵さんの岩に掘るのですから少し罰当たりな気がしますが、
現代よりよほどしっかりしてますよね。

