福田雄基税理士事務所

税理士が綴る、税務、会計と日々のあれこれ

会計について23(会計事務所は保守現実派?)

会計事務所に

相談して

ガチガチの

返答を受けて

辟易したことは

ありませんか?

 

会計の世界には

企業会計原則という

会計の根本規程があり、

その一般原則に

「保守主義の原則」

というものがあります。

 

「企業の財政に不利な影響を及ぼす可能性がある場合には、これに備えて適当に健全な会計処理をしなければならない。」

 

というものですが、

簡単にいうと会計処理及び情報の開示は辛目にしなさいよ

といった感じです。

 

また税理士法36条には、

 

「税理士は、不正に国税若しくは地方税の賦課若しくは徴収を免れ、又は不正に国税若しくは地方税の還付を受けることにつき、指示をし、相談に応じ、その他これらに類似する行為をしてはならない。」

 

という、

税理士には脱税相談等の

禁止義務が課せられています。

 

なので普通は固めの対応になってしまいます。

まさに会計事務所はビジネス界の

「保守現実派」

といっても良いと思います。

 

その現実派であるためには

どうしても一点譲れないものがあります。

 

それは

月次決算体制

の構築です。