福田雄基税理士事務所

税理士が綴る、税務、会計と日々のあれこれ

会計について26(ルカパチョーリ)

今日から

簿記講師の

新しいクールの初日です。

 

そのときに

よく話すのが

近代会計学の父、

ルカパチョーリのことです。

スムマ(1494年)という書物に

ルネサンス当時の

ヴェネツィア商人が使用していた

ヴェネツィア式簿記(複式簿記)を

学術的に説明したそうです。

どうも自然発生的に

複式簿記という

記帳技術が発生したらしいです。

本当に驚きです。

 

ゲーテも著書

「ヴィルヘイム・マイスターの修業時代」で

複式簿記の有用性を説いています。

ここでは「整理」を主眼におき

複式簿記が商人にあたえてくれる利益は計り知れないほどだ

といった旨を述べています。

 

個人的には

「整理」も確かに大切だが

借方、貸方を通して

必ず2方向以上の視点で

経済取引を把握すること

が、大きな利益だと思います。

 

これは物事の見方にもつながり、

一方方向でしか物事を見ないことに対する

戒めになります。

つまり

広い視野で

物事を見ることが肝要というです。

 

2024年に

大学入試共通テストで

簿記が廃止になりました。

 

ちょっと残念です。